26/07/08 11:47:46.24 Tx74XIz7.net
「ブルテッシモ」
音楽に多少詳しいお前らなら知ってると思うが、「フォルテッシモ(すごく強く)」の上位
「メッチャフォルテッシモ」の更に上の、「限界まで強く」を表す楽譜上の指示である
弦楽器でいうと、弦を切る勢い
クラリネットでいうと、ドとレの音が永久に出なくなるくらい
破壊的に強く吹くことを意味している
これを、フルオーケストラ日本代表監督のHIDEチャンは多用する
前半の早い段階で「ブルテッシモ」により速攻を仕掛けるのだ
7月5日、対ベルギー戦
HIDEチャンの「ブルテッシモ」によりホルン、ブラスが強烈なプレッシャーでサウンドを前線に押し上げる中
フルートの前橋が先制を狙うもベルギーのラーテル(ティンパニー)にスティックで弾かれ阻止される
そんな中、後半5分、ついに高円寺(ヴィオラ)が値千金の先制
──ここでHIDEチャンはミスをする
弦が切れた三島(チェロ)に変わり、丸区洲ロペス(ヴァイオリン)を投入
日本が得意とする中盤の厚みをすて、高音弦楽器による2トップで追加点を狙う
この歪をベルギー管弦楽団のアンデルセン監督は見逃さない、
落ち着いた采配で後半15分、シュナイデル(ヴァイオリン)により同点
さら後半25分、途中出場したヴィットリオ(フルート)が遠いサイドから突き刺すような追加点
このとき、全力(ブルテッシモ)で吹き続けていた日本侍管楽器段は喉から血を吐いて気絶していた
2:名無しサンプリング@48kHz
26/07/08 18:53:46.33 Tx74XIz7.net
(すべるなよ)
HIDEチャンは祈る
このスレだけは滑ってほしくない
で、すべるというと、実はオーケストラも滑る
かなり頻繁に滑る
というのは、オーケストラはアドリブである
最初にト長調と決めたら、あとは指揮者以下、全員がアドリブで演奏している
そこでセンスのない奏者が「やらかし」「独断で前に出てすべる」ことが頻繁に発生する
出だし─草原の朝を想起させる雄大なホルンの音──ここでティンパニーがアドリブ「どん!」
(おい)
すぐさま指揮者はティンパニーの方をむき、棒で指さす”まだだ!まだ!”
ここでシンバル「ジャーン」 、あわせるように木琴が「ポロリ・・ポロロ」と独断でアクセントをつけはじめる
「ドン、ジャーン ドジャドジャ ポロポロ ドジャジャ」
この瞬間、観客はシーンとなる
指揮者はこれが「ある程度、受けているのか?」「単にすべっているのか」を見極めなければならない
観客のほうを向いて棒をかざす指揮者 ”いける”
”いける”と判断した指揮者は一気にストリングス隊に向けて目線を送る
”ここでモーツアルト40番をひねった、ちょっとスットコドッコイなリフを”
だが、オーケストラは個人商店の集まりであり、一枚岩ではない
動かない弦楽器勢を待つかのように木琴が「つなぎのスイープ」を早くしたり遅くしたりする
ここまで来て「すべっているだけ」だったら、もう後には引けない
3:名無しサンプリング@48kHz
26/07/08 19:11:26.95 Tx74XIz7.net
オーケストラには「プレイング」という反則がある
これは、音だけでウケなければならないのに
指揮者がコミカルなサウンドにあわせてダブダブのパンツを履き
ステッキで指揮しているうちにパンツが下がってしまうといった「プレイ」を固く禁じているのである
実際、「プレイング」の反則により2022年のロシア・オランダ戦ではロシアの名将
イヴァン・スツェレフスキー監督が無期限の出場停止(後に獄中で死去)を遂げている
基本的に、面白くできる可能性があるのは木琴系である
木琴系のサウンドは元々コミカルなため、多様される
あとは管楽器が「ぷう~」みたいなオナラ系サウンドをだすかである
ヴァイオリン、チェロなどの弦楽器は「難しい」とされていた
そこで現れたのが2014年公式戦デビュー、ボローニャ歌曲団所属のフィリポ・カペローニである
天才フィリポは近代以降のオーケストラではじめてヴァイオリンを面白くできた功労者と語り継がれる
どう面白いのか
出す音が面白いのか、演奏のしかたが2度見するほど特殊で面白いのか
残念ながら当時の映像記録が全く残っていないため真相は闇に包まれている
ただ「すべった時ほど、すべった顔をするな」ときつく弟子に指導していたフィリポは
「すべった感じを出して笑わせる」ことに極度のアレルギーがあり
「ちゃんと(変化球に逃げずに)笑わせよう」としていたことがうかがえる
4:名無しサンプリング@48kHz
26/07/08 19:31:26.40 zA1StYT8.net
Vn. 神尾真由子
国際コンクール優勝歴多数
Vn. 辻彩奈
期待の新鋭
Vn. 高嶋ちさ子
人格がクソなだけで使用楽器は最高峰、演奏技術も国際水準
Va. 原香奈恵
Cb. 宮田大
Pf. 清塚信也
Maestro 佐渡裕
言うまでもなく日本代表指揮
5:名無しサンプリング@48kHz
26/07/08 20:11:11.62 sKAnouSD.net
長らくオーケストラ界隈では「ヴァイオリンで笑いを取るのは無理」とされていた
その常識を覆したのが、2021年に開催された高嶋ちさ子の無観客リサイタル「コロナも一茂も消え失せろ!」である
開演直後はツィゴイネルワイゼンなどの聞き飽きた曲を演奏していたものの、
演目が進むにつれ、電動ドリルと合体させた弓を持ち、ロックギタリストが電動ドリルでギターを弾くような要領でヴァイオリンを弾いた―高速トレモロ!
チャット欄は困惑した
次に高嶋はストラディバリウスを抱え直すと、胴部をコンガのように叩き始めた。
クラシックファンは「冒涜だ」と憤り、ロックファンは「既視感、デジャヴ」と苦笑いするしかなく、完全な混乱状態になった
つまるところ見せられたのはストラディバリウスの破壊ショーでしかなかった
この事例が示唆するもの、つまりヴァイオリンは基本高価であり、プレイングには適していないという再確認にしかならなかったのである
6:名無しサンプリング@48kHz
26/07/08 21:27:37.42 Tx74XIz7.net
シンバルという「面白くできる気もするが、実際やってみないと何ともいえない」楽器を
ただ普通に鳴らすだけで、誰からもウケた伝説の奏者がいる
元・ロサンゼルス・レッドフォックス交響楽団の9番、クリス・ブラウンである
アメリカの大手製鉄所の社長を父を持つ裕福な家庭に生まれたクリスは
シンバルを、「無理に面白くしようとしなくても」十分にウケる楽器にしたいと父に相談した
父は、シンバルという「特殊な楽器」──
いや「楽器」と言って良いのか、父にも分からないがと前置きしたうえで、
この場合面白くなる可能性は、、音色でもなければ、絶妙なタイミングで”ジャジャン”と割って入ってくるタイミングの面白さでもない
逆に、それはやっちゃいけないと諭した
父がクリスに与えたシンバルは、「一度壊れたら修復不可能」とまで言われる
18世紀にオーストラリアで製造されたシンバルドシンバリウス作であった
遠くから見ると通常のシンバルだが、推定価格は20億と言われた
クリスは、あとはこれを普通に鳴らすだけでよかった
面白くしようとしなくても、鳴らすことにより一定の面白さがすでに宿っていたのだ
後に、レッドフォックス交響楽団が全米ツアーを行った際、雨が建物に浸水し、
楽団の殆どの楽器が使用不能になるといういわゆる「マディソンスクウェアの悲劇」が起こる
だが、奇跡的にクリスのシンバルだけは濡れても何のダメージもなく、無事だったという
7:名無しサンプリング@48kHz
26/07/11 16:02:44.27 Pjk6YS0f.net
クラシック
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