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レアアースなど重要鉱物の共同備蓄、高市首相がG7で提唱へ…輸出規制など威圧強める中国念頭に
2026/06/13 05:00
#G7サミット
高市首相は、フランスで15日に開幕する先進7か国首脳会議(G7サミット)で、
輸出規制などで経済的な威圧を強める中国を念頭に、レアアース(希土類)などの重要鉱物の共同備蓄を推進する構想を提唱する意向を固めた。
独自の備蓄制度を持つ日本が主導し、G7や同志国が連携して供給網を強化することで、価格の安定化につなげる狙いがある。
複数の政府関係者が明らかにした。サミットでは重要鉱物に関する成果文書を発表する見通しで、首相提案の構想を盛り込む方向で最終調整に入った。
レアアースは、電気自動車(EV)など民生品のほか、戦闘機など最先端の防衛装備品の製造にも不可欠だ。
中国は日本や欧州などへの輸出規制を強化しており、世界的なシェア(市場占有率)の約7割を占める中国への依存から脱却することはG7にとって喫緊の課題となる。
首相の構想は、G7各国や同志国がそれぞれ90日分以上の国家備蓄を持ち、
供給が途絶えた際には国際エネルギー機関(IEA)と連携して共同放出するものだ。
共同放出先は、調達する国の切り替えを約束した企業に限定する。備蓄する際、各国が共同で調達を行い、代替供給源の開拓につなげることも狙う。
日本は独立行政法人「エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)」がレアメタル(希少金属)を備蓄しており、
G7で唯一、重要鉱物の国家備蓄制度を持つ。
日本が参加国にJOGMECの専門家を派遣するなどしてノウハウを提供し、各国の制度創設を支える計画だ。
対象とする重要鉱物は各国の産業実態に即して今後、設定する。備蓄する重要鉱物を参加国が各国間で融通し合うことも想定している。
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