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米関税で関心高まるレアアース、日本も南鳥島沖で試掘へ 自力確保で中国依存脱却目指す
2025/8/10 19:58
長引く米中対立を受け、レアアース(希土類)への関心が高まっている。
生産量世界首位の中国が輸出規制を武器に米国から譲歩を引き出し、
その余波で日本国内の自動車メーカーが一時生産停止に追い込まれる実害が出た。
中国依存からの脱却を目指す政府は2026年1月、日本最東端の南鳥島沖海底に眠るレアアースの試掘に着手する予定だ。
「日本へのレアアースの供給が止まるような非常時に備え、いつでも機能する供給源を持つことが大事だ」
南鳥島沖水深約6千メートルの海底に眠るレアアースの試掘を年明けに控え、
政府主導のプロジェクトを統括する内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の石井正一プログラムディレクターはこう語る。
レアアースを含んだ泥を海底から引き上げる長さ6千メートルの管は5月末に納品が完了。
作業を補助する遠隔無人探査機が予定通り今月中にノルウェーから運搬されれば、後は探査船に搭載して動作確認を待つのみだ。
南鳥島沖のレアアースは12年の調査で発見された。
一部学者らは埋蔵量を「世界需要の数百年分」と指摘するが、
SIPは現時点で「産業的規模の開発が可能な量」との表現にとどめ、
試掘や27年上期の実証的な採掘を経て経済性を含め慎重に評価する考えだ
URLリンク(www.sankei.com)