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スイスの湖、水温上昇で魚種が減少
気候変動の専門家によると、スイスとフランスにまたがるアルプス最大の湖・レマン湖では、海洋の4~5倍の速さで水温が上昇している。このため近年、パーチやフェラ(ホワイトフィッシュ)、ホッキョクイワナなど、湖を代表する魚が激減。地元漁師の生活は厳しくなっている。
2024/10/17 08:30
スイスで温暖化が進むにつれ、湖、淡水魚やその生息地にも悪影響が出ている。
連邦給水・排水浄化・水域保護研究所(Eawag)によると、2023年に続き猛暑に見舞われたこの夏、レマン湖の水面近くの水温は8月初旬に約26度に達した。
昨年同月に記録した過去最高水温の27度に近い。
ヴォー州環境局の科学者ドリアン・バーン氏は、レマン湖で魚の資源量が減少している原因の一つは気温の上昇と気候変動にあると考えている。
同氏はフランス語圏のスイス公共放送(RTS)に対し、「耐えられる水温の幅が狭く、適水温が低い、いわゆる狭温性の冷水魚は、地球温暖化の深刻な影響を受けている生物の一つだ」と述べた。
RTSに提供された仏スイス共同のデータを見れば、レマン湖で魚の資源量が減少しているのは明らかだ。
漁師や釣り愛好家の漁獲量が激減している。2014年に30トンあったホッキョクイワナの漁獲量は現在10トンに満たない。
トラウトは15トンから10トン弱まで減少。
フェラは1千トンから200トンまで落ちこんだ。
以下ソース
URLリンク(www.swissinfo.ch)