マンゴーの実らぬ未来 メコンを変える気候変動と開発 [武者小路バヌアツ★]at DQNPLUS
マンゴーの実らぬ未来 メコンを変える気候変動と開発 [武者小路バヌアツ★] - 暇つぶし2ch1:
24/09/30 22:51:27.95 9.net
マンゴーの実らぬ未来 メコンを変える気候変動と開発
東南アジアを悠々と流れる大河メコン。
しかし、ここでも気候変動や開発の影響が自然や人々の暮らしを変化させています。
現地から伊能まゆさんの報告です。
2024/09/20
東南アジアの国際河川メコン川が、気候変動と開発の影響で大きく変化している。
それは流域の人々の暮らしや文化、産業に直結する課題だ。
ベトナムを拠点に農業支援を続ける伊能まゆさん(特定非営利活動法人「Seed to Table」代表)は、
地域の特性や環境を維持しながら人々の暮らしを豊かにする方法を、長年にわたり現場で模索している。
伊能さんが見たメコン川と流域の人々への影響とは。
気温が下がらない、花が咲かない
「マンゴーの花が咲かないんだよ」
2023年12月、ベトナム南部のメコンデルタに位置するドンタップ省で、農薬や化学肥料を使わずに在来種のマンゴーの栽培を行っている農家さんが困っていた。
例年、マンゴーの花は12月頃から咲き始め、少しずつ実をつけていく。
当然のことながら、花が咲かなければ実もならず、マンゴー農家にとっては死活問題だ。
この農家さんになぜ花が咲かないのか、聞いてみたところ、気温が下がらないことが原因の一つだという。
マンゴーの木が花芽を出し、花を咲かせるためには気温が24度から28度ぐらいまで下がる必要がある。
ところが、気温がそこまで下がらず、マンゴーの花がなかなか咲かないとのことだった。
マンゴーの栽培を始めてから20年以上の経験を持つベテランの農家さんでも、気温はコントロールできない。
気候変動の影響は大型台風の発生など、見えやすいものだけではなく、地域の生態系や農業など、見えにくいところへも静かに、そして、確実に表れている。
私たち、特定非営利活動法人Seed to Tableは、ドンタップ省におけるマンゴーの有機栽培を目指して農家グループと活動を始めている。
メコンデルタにおけるマンゴーの栽培は他の果物と同じく、農薬や化学肥料が多く使用されている。
理由は、熱帯に位置するメコンデルタは年間を通じて気温が高いため、果樹栽培を行う際、病気や害虫のリスクがあるからだ。
生育期間が短い野菜などは化学肥料や農薬を使用する慣行農法から有機農法へ比較的スムーズに移行できるが、
果樹は成長に時間がかかるため、慣行農法を実践してきた農家が有機農法へ移行することは容易ではない。
そのため、減農薬から始める必要がある。
また、本来、ドンタップ省の在来種のマンゴーは1年に1回花をつけ、実をつけるが、マンゴー農家は収入を安定させるために、植物成長調整剤を活用し、1年に2回、収穫できるようにしている。
そのため、有機農法への移行はさらにハードルが高くなる。
以下ソース
URLリンク(www.asahi.com)


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