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「堀江たかふみ」名乗り投資指南 LINEでやりとり、音声も 団体職員の女性が5200万円詐欺被害 神戸・長田
2024/4/13 11:10
１２日午後、神戸市長田区の団体職員の女性（５８）が「投資詐欺の被害に遭ったかもしれない」と兵庫県警長田署に届け出た。
署によると、女性は元ライブドア社長で実業家の堀江貴文氏をかたる人物らが投資を指南する詐欺被害に遭ったとみられ、
総額約５２００万円をだまし取られたという。
署によると、女性が２月２３日、スマートフォンで交流サイト（ＳＮＳ）上に表示された広告にアクセスしたところ、
「堀江たかふみ」やそのアシスタントを名乗る人物と通信アプリＬＩＮＥ（ライン）でのやりとりが始まった。
その後、相手から「金への投資が利益が出る」などと説明され、海外の証券会社のアプリを使うよう指示されるなどし、
３月１４日から４月２日までに指定された七つの口座に投資の名目で計１４回、総額約５２６５万円を振り込んだという。
事情を聴いた女性の家族が不審に思い、署に相談した。
「堀江たかふみ」を名乗る人物らから女性には、録音した音声が送られてきたこともあったといい、
女性は署の聞き取りに「声が（堀江貴文さん）本人と似ていたので信用してしまった」と話しているという。
堀江貴文氏や同じく実業家の前沢友作氏を巡っては、ＳＮＳなどで顔写真を断りなく使用され、
投資を呼びかける詐欺被害が相次いでおり、両氏がネット上での規制などを求めている。
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