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三重 尾鷲 「ヤーヤ祭り」 全裸で身を清める儀式で水着着用へ
2024年1月21日 13時36分
三重県尾鷲市に伝わり、「天下の奇祭」とも呼ばれる「ヤーヤ祭り」の中で、
男性の参加者が全裸で海や川に飛び込み身を清める儀式について、
SNSでの拡散が予想されることなどから、ことしから体を水着などで隠して行うことになりました。
尾鷲市の「ヤーヤ祭り」は、大漁と豊作を願い江戸時代から続けられてきたとされる祭りで、毎年2月1日から5日間行われています。
祭りの中では、男性の参加者たちが全裸で海や川に飛び込んで身を清める「垢離掻き(こうりかき)」という儀式がありますが、
見物客が撮影した画像がSNSなどで拡散することも予想されることから、
氏子の代表者が協議し、ことしから全裸では行わない形に変更することになったということです。
ことしの祭りの当番で、「垢離掻き」を行う2つの町では、水着や下着などで体を隠して水に入ったり、手を海水で清めたりする方針を示しているということです。
尾鷲氏子総代会の仲敦司会長は「伝統を守っていくためには改革できるものは変えていきたい。参加する町内のみなさんには理解してほしい」と話しています。
愛知 稲沢「はだか祭り」女性がはっぴ姿で参加へ
また、愛知県稲沢市の伝統の祭り「はだか祭」に、ことし初めて女性がはっぴ姿で参加する見通しとなり、
参加予定の女性団体が20日に会見を開いて意気込みを語りました。
「国府宮はだか祭」は、稲沢市の国府宮神社に1200年以上前から伝わる厄よけの神事で、ことしは来月22日に行われます。
この「はだか祭」にことし初めて女性が参加する見通しとなり、20日、参加予定の女性団体「縁友会」が神社で会見を開きました。
この中で、副会長の鈴木彩加さんは「幼いころからずっと参加したいと思っていたのでうれしいです。
新たな歴史の1ページを刻むことになるので、当日は気合いと根性で皆さんの願いをしっかりと奉納したい」と意気込みを語りました。
「縁友会」からはおよそ40人の女性が参加し、裸の男たちがぶつかりあう「もみあい」の前に、
布で包まれた笹を担いで勢いよく境内に駆け込み笹を奉納する「儺追笹(なおいざさ)奉納」という神事を行うということです。
神社としては、これまで女性の参加を禁じたり、裸での参加を求めたりはしていなかったということで、今回、女性たちははっぴ姿で参加する予定です。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)