19/04/07 23:24:17.55 cY7YLflF.net
「日本語の方言を大きく2つに区分するとしたら、その境界線はどこに引けるでしょうか?」
今は昔、今は亡き秋永一枝先生が、4月の初講義で受講生に呈した最初の質問でした。
正解は、屋久島・種子島の南海上。これは則ち「本土方言」と「琉球方言」の境界線です。
ちょっと意外な答えでしょ?私も咄嗟に「フォッサマグナ」を思い浮かべましたもの。
「本土方言」をさらに大きく2分するのが、糸魚川~揖斐川(関ケ原)構造線ということになります。
あとは、京阪地方を同心円の中心とする「周圏論」と、比較的局地的/小規模な「区分論」とで説明することになります。
前者は、例えば、平板一形アクセントは、栃木・茨城と、大分(国東半島)「残っている、のように、
後者は、例えば、鹿児島では藩の標準語/共通語として作られた薩摩方言が残っている、のように説明できます。
但し、特に区分論では、結局は「人々の往来」の障害となった「自然要件」が境界線となるケースが多いもの。
「橋が少ない糸魚川の両岸を、異なる語形が交わることなく上って伝播した」とする説明は有名です。
ちなみに、アイヌ語は、日本語の方言ではなく、あくまで異言語です。←だから日本は単一民族国とはいえない。
40:名無す
19/04/07 23:57:30.64 T+1w4mr5.net
前者は~、後者は~の部分が余りにもテキトー過ぎて笑える。
41:名無す
19/04/08 04:00:44.90 2Mf+I9Fm.net
>>39
いや、アイヌ語と日本語の関係を解こうとしている学者もいるの。
証明はされていないけどね。
分かれたとしてもかなり古い時代になるだろう。
wor-
うるう、うるかす