23/03/16 20:40:27.39 FniMUU7H.net
どこで読んだか忘れたが、昭和の初期だったか中期だったかに民俗学者が田舎に行って、そこの老人に「~という理由なんですね」みたいに訊くとポカンとして、何を言ってるんだ?みたいな表情をしたらしい。
すると案内役の村の若者が「理由(わけ)の事だよ」と言って、初めて老人に通じたとか。「理由(りゆう)」という漢語をその老人は聞いた事が無かったので、意味を知らなかったらしい。
あと、関係ないが今では「人形」と書くとほぼ全員が「にんぎょう」と言うけれども、共通語が広まる前の時代は「人形(ひとがた)」と言う地域が日本にはかなりあったらしい。最近だと、「月末」と書くと若者のほとんどは「げつまつ」としか言わないけれども、東京の老人は「つきずえ」と言う人も多いな。