12/08/28 02:46:15.04 WW1X4h+L.net
>>248
んー、
山陽(岡山・広島・山口)方言独自ん概念化の形容詞ちゅうたら、
「しうぇえ (しわい)」が一番代表的じゃと思うな。
食肉とかで、筋が多(お)いかったり弾力が強過ぎたりして、
ぐしゃぐしゃぐにゅぐにゅした感じで噛み切り難(にき)いときの感覚じゃ。
こりょぉ例(たて)ぇば、
「肉が固(かて)ぇ」
て表現したら、
山陽のほうの者(もな)ぁ、
「んお? その肉、そねぇにかちんかちんに固まっとるんか」
て思うじゃろぉな、多分。
かちかちぃ凍り付(ち)いとる肉ぅ、
そのまんま口ん中(なけ)ぇ放(ほ)りこんで、噛み切ろぉ、ちゅうか、噛み砕こぉするんが、
「かてぇ」て表現する感覚じゃ。山陽の者(もん)にゃあ。
ビーフジャーキーの、特によぉ乾燥しとる分(ぶに)とかの食感じゃったら、
人によって、
「かてぇ」と「しうぇえ」が分かれるかもしれん。
んで、例(たて)えば焼肉ぅ食(た)びょぉるとき、
小腸がなかなか噛み切れん、ちゅうくらいの食感なったら、
山陽じゃあ、ほとんどの者(もん)が、
「しうぇえ」で表現するはずじゃ。
けど、けぇが、こんにゃくとかの食感となると、
「しうぇえ」とまではいかんな。
噛み切れんほどじゃあ、ねぇけぇな。
そのくらいの範囲の感覚じゃ。