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下水熱で融雪 北海道科学大など実験を公開
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北海道科学大学(札幌市)や伊藤組土建(同)、積水化学工業など7者で構成する「さっぽろ下水熱利用研究会」は9日、
北科大構内で下水道の熱を使った路面融雪(ロードヒーティング)の実証実験を報道陣に公開した。
実験で優れた結果が得られれば、自治体や企業の重荷となっている路面融雪の費用を減らす道が開ける。
地中の下水道は路面と比べて温度が安定しており、冬の期間でもセ氏15度前後で推移しているという。
下水道管内に不凍液を入れたパイプを通し、温めた不凍液を地表に送り雪を溶かす。
これまで使われなかった下水道の熱を活用することで電気やガスを使った路面融雪と比べて費用を抑えることができる。
一方、設置する初期費用が電気やガスの方式より高い課題がある。今後、下水道管の更新のタイミングに合わせて
下水熱を使った融雪システムを導入することで費用を抑えることを目指す。
15年度の下水道法改正で、民間事業者でも下水道管に熱交換器を設置できるようになった。下水熱は新しい再生可能エネルギーとして注目されており、路面融雪以外でも活用が進みそうだ。