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棚が自動で動く ニトリ、インド系物流ロボ公開
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ニトリホールディングスの物流子会社、ホームロジスティクス(札幌市)は1日、大阪府内の物流施設で
商品を棚ごと運ぶ無人ロボットシステムを公開した。
導入したロボット「バトラー」はインド発のスタートアップ企業、GreyOrange(シンガポール)が開発。
国内ではホームロジスティクスが初めて採用し、10月から西日本通販発送センター(大阪府茨木市)に約80台を試験導入した。
バトラーは物流倉庫の商品棚を動かすロボットで、独自の人工知能(AI)が過去の出荷情報などを基に自動で最適な位置に移動させる。
日本の販売権は楽天で物流事業を率いた宮田啓友氏が社長を務めるGROUND(東京・江東)が持つ。
バトラー導入のメリットは物流施設の負担軽減と省人化だ。出荷時などに作業員が倉庫内を歩き回らずに済む。
導入にあたっての投資額などは明らかにしていないが、ホームロジスティクスの松浦学社長は「長くても4年で投資回収できる」と話した。
1日、西日本通販発送センターでは報道陣にバトラーが自動で棚を運ぶ様子が公開された。
それぞれの棚が棚入れやピッキングといった作業の進み具合に応じ、互いにぶつかることなく移動して作業員の場所までスムーズに移動していた。
棚のサイズなどの制約から大型の家具は運べないという。
経済産業省の調べでは2016年の電子商取引(EC)市場は15兆1358億円。ニトリホールディングスでもネット通販の売上高は拡大が続いている。
物流を担う現場の負担増が危惧されるなか、インド発のロボットは果たしてどこまで貢献できるか。
バトラーの成否はニトリだけでなく、日本のEC産業全体にとっても持続的な成長ができるかどうかの試金石となる。