18/01/25 23:44:07.95 7Ls5nA/o.net
LL牛乳輸出8年連続全国一 2016年苫小牧港の取扱量が過去最高
URLリンク(www.tomamin.co.jp)
苫小牧港から海外に輸出されるLL(ロングライフ)牛乳の取扱量が増加傾向にある。
函館税関によると、統計がまとまった2016年実績は1870トンで、国内税関支署別の港で最も多く、
4年連続で過去最高を更新。さらに8年連続で全国1位を達成した。
苫小牧港の取扱量が多いのは国内トップの生乳産地・北海道の港であることや、海外と結ぶ定期航路数が多いことなどが背景にある。
日本のLL牛乳は、品質の高さで海外需要が伸びており、輸出拠点としての苫小牧港の存在感がさらに増すことになりそうだ。
LL牛乳は、生乳を定められた方法で処理・包装したもので、未開封状態で2~3カ月の長期保存が可能。
通常の牛乳の約1週間と比べて長持ちすることから輸出にも適している。
函館税関によると、管内(北海道と青森、秋田、岩手3県)の港からのLL牛乳輸出量は07年時点で、
全国の税関管内の中でわずか2%程度に過ぎなかった。
しかし、08年に中国で起きたメラミン混入粉ミルク事件で乳幼児5万人以上が被害に遭ったことから、
同国の富裕層などが安全な日本の牛乳に注目。
生乳産地・北海道で製造されたLL牛乳の引き合いが強まり、函館税関管内の港からの輸出シェアは同年に39・2%に増え、
16年は80・0%にまで上昇した。その取扱量の多くは、国内有数の国際貿易港・苫小牧港が占めている。
輸出先のほとんどが香港で、シンガポールや台湾にも運ばれている。同管内の17年の港別取扱量はまだまとまっていないが、
管内全体では1~10月の速報値で2940トンと前年同期比9%の伸びで、過去最高となった16年実績をすでに上回っている。
苫小牧港がLL牛乳の主要輸出拠点となっている背景には、アジアと結ぶ定期航路数の多さもある。
同じく輸出港の石狩湾新港では、アジアへの定期航路が週2便しかない。
一方で苫小牧港はアジア向けが週7便、北米航路も隔週1便で運航されている。
道や農業団体などは道産農畜産物の市場拡大を目指して海外輸出を推進。LL牛乳についてもアジア圏を中心にPRに力を入れており、
道産生乳の9割以上を一元的に集荷し、メーカーに販売するホクレンは「(苫小牧港を拠点に)輸出は今後も緩やかに増えるだろう」と予測する。
苫小牧港では、東港の背後地で道産食材を集積する大型冷凍冷蔵倉庫の建設計画もあり、北海道の食品輸出を支える港としての
位置付けもさらに高まりそうだ。