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札商が「中小企業診断士登録養成課程」開設
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札幌商工会議所は、地域の担い手となり中小企業・小規模事業者の経営支援を推進する中小企業診断士を養成する目的で
「登録養成機関」として経済産業大臣から認可・登録された。
これを受け、2018年3月から「中小企業診断士登録養成課程」を開設する。
札商は、全国で14番目の認定機関で、北海道・東北では初。また商工会議所としても全国で唯一の設置となる。
中小企業診断士の資格を取得するには、①1次試験及び2次試験に合格する②1次試験合格後に養成課程を修了する―の2つの方法がある。
札商の養成課程は②の2次試験を経ることなく診断士の資格を取得できるもの。
中小企業診断士は、ビジネスパーソンに人気の資格として注目されている。経営戦略、経済、法律、会計など
ビジネスに関する分野を網羅的にコンサルできる唯一の国家資格で、金融機関をはじめ企業内でも取得を推奨するようになってきた。
取得後は企業内診断士として働いたり、独立してプロのコンサルタントとしても活躍できる。合格率は10~20%という難関資格でもある。
これまで北海道、東北の1次試験合格者が養成課程の受講を希望した場合、関東などの養成機関で半年か1年間受講しなければならなかった。
今回、札商が登録養成機関に認定されたことで北海道や東北の希望者は関東に行かなくても済むようになる。
札商は、受講者を募集するため札幌と仙台で説明会を開催、合計20人弱が参加している。最終的な受講者は10人ほどを予定している。
札商の養成課程は、第一線で活躍する診断士などを講師に迎え、演習に330時間以上、実習に312時間以上という養成基準を満たした
研修内容で実践力が身に付き易いのが特徴。実習では流通、製造業、サービス業、ITなど5社を対象に1社につき10日間実地研修する。
道内各地や東北からの受講者のために期間中の宿泊施設も紹介する。
札商の中小企業相談所人材育成センター木野内センター長(中小企業診断士養成課程担当)は、
「札商が登録養成機関になることで北海道の方の診断士資格の取得チャンスが増える。
診断士が増えて適切な経営支援ができるコンサルタントが多くなれば、北海道の活性化にも繋がる」と話している。
なお、道内の診断士は現在約400人。