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札幌モーターショー 見どころは 日本自動車販売協会連合会札幌支部長・杉本亙さん
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)
世界的な「EV(電気自動車)シフト」のうねりの中で、日本経済をけん引してきた日本の自動車産業はどこに向かうのか―。
来年1月の札幌モーターショーは、その方向性が分かる重要な場となりそうだ。
4回目となるモーターショーの見どころや意義について、実行委メンバーの日本自動車販売協会連合会(自販連)札幌支部長で、
札幌日産社長の杉本亙さんに聞いた。(聞き手・土屋航)寒冷地「EV」格段に進化
―来年1月19~21日に札幌ドームで開かれるモーターショーの見どころは。
「10月の東京モーターショーは、世界的な潮流である『EV化』に加え、『電脳化』と『自動化』の三つが象徴的なテーマとして
各ブランドのコンセプトカーに込められていると感じました。札幌でもこうした車が展示されるでしょう」
―冬場に蓄電池が消耗しやすいなど寒い道内ではEVへのなじみが薄い人も少なくありません。
「EVは蓄電池の容量が増えるなど性能は格段に進化しています。寒冷地でこそ生きる特性もあります。
ガソリン車など従来の車と比べて制御技術が優れており、たとえば日産『リーフ』はアクセルペダルから足を離すだけで停止するため、
ブレーキを踏む回数が少なくてすみます。スリップのリスクが減り、安心して運転ができるのです」
―電脳化はどんなメリットがありますか。
「位置情報が進化し、衛星利用測位システム(GPS)だけでも誤差1センチのレベルです。加えて前後の車からの情報などが組み合わさり、
積雪地で有効な能力を発揮します。たとえば、雪山の陰に子どもがいることやシカが飛びだそうとしていることも分かります」
―自動化の可能性は。
「高齢化と過疎化で交通手段の確保が課題となる中、自動化は新時代の交通インフラに寄与する可能性があります。
免許を持たない高齢者が『EV』『電脳』『自動』を備えた超小型車のオーナーになれるかもしれません。
ボタンを押すだけで『孫の家に行って、調剤薬局とスーパーに寄って家に戻る』といったことができる。ボタン一つで電話できる高齢者向けの携帯電話と同じ感覚です」
―夢のある話ですが、実現へのハードルは高そうです。
「ゴルフ場のカートや農場のトラクターでは自動化が進んでおり、技術面ではほぼ実用化のレベルにあります。
法律などの問題はありますが、特区で許認可を出せばいい。一定エリアで稼働するお掃除ロボット『ルンバ』に人が乗る感じです。
さらに進めば観光客の足としても期待できます」
―札幌モーターショーの意義をどう考えますか。
「最新の車を見られる点もそうですが、道内企業の技術を披露する『北海道自動車産業ゾーン』に期待します。
前回出展した中小機構北海道の寒冷地EVは今回、さらに進化している。
道内の環境に合った製品は北半球のどこでも通用する可能性があり、こうした発信ができれば意義深いものになるでしょう」