17/09/12 22:32:11.06 LbFgWi99.net
ビール大手4社が連携し共同配送
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
トラックのドライバー不足などに対応しようとビールメーカーの大手4社が、
初めてとなる商品の共同配送を道内で始めることになり12日に札幌市で出発式が行われました。
共同配送を始めたのはアサヒ、キリン、サントリー、サッポロのビール大手4社で、札幌市にある貨物ターミナル駅では
関係者が出席して出発式が行われました。
4社はビールや清涼飲料水を札幌市から釧路市までは貨物列車で、そこから先はトラックを使って共同で運ぶ計画です。
ビール業界ではトラックのドライバー不足やそれに伴う物流コストの上昇が課題となっていますが、道内は輸送距離が長いため効率化のメリット
が特に大きく、年間で10トントラックにして800台分の輸送を削減できるということです。
共同配送は、これまでも首都圏や関西などで一部のメーカーによって行われてきましたが大手4社がそろって参加するのは今回が初めてで、
今後は道内やほかの地方でもできないか検討を進めるとしています。
サッポロビールサプライチェーンマネジメント部の田島一孝部長は「販売では競争関係だが、物流では人手不足やコスト上昇など
同じ課題を抱えるので協力して対応したい」と話していました。
また、日本通運の吉岡英執行役員は「ドライバー不足で、このままいけば物流が5年後10年後もたなくなる可能性がある。
この取り組みを日用品など他の分野にも広げたい」と話していました。
今回の共同配送で、キーワードになるのは「競争と協調」です。
激しいライバル競争の代名詞でもあったビール業界で代表的な企業どうしが手を組んだ背景には、「物流危機」とも言われる
深刻なドライバー不足があります。
ネット通販の拡大で、宅配分野では、運ぶ荷物量がおととしまでの5年間で3億個も増加しました。
しかし、この間、運輸業界では従業員が10万人以上減り、不足感が強まっています。
道内はさらに厳しく、日銀札幌支店が調べた運輸業界の人手不足感は、全国調査よりも度合いが強くなっています。
一方、運送業界では日本通運、ヤマト運輸と大手が相次いで運賃の値上げ方針を発表し、メーカーにとっては、運び手の確保が難しいうえに、
ますます物流コストがかさむという厳しい状況に追い込まれていました。
こうした中でライバルどうしの協調が生まれた。
道内では、味の素、カゴメ、ハウス食品グループなどが、共同の物流センターをつくり、商品の配送を協力して行うなど、
物流分野で手を組む動きは、徐々に広がっています。建設など人手不足に直面する業界はほかにもあります。
競い合っていた分野で思い切った協調に踏み切る動き。人口減少に直面する北海道ではさらに広がる可能性がありそうです。