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札幌市内企業の生産性向上への取組みに関するアンケート調査結果について
URLリンク(www.sapporo-cci.or.jp)
【アンケート調査の概要】
調査目的 市内企業におけるIT導入等生産性向上の取組み実態把握
調査対象 当所議員企業及び部会常任委員企業 2405件
調査期間 平成29年2月15日(水)~3月9日(木)
回答状況 978件(回収率40.7%)
調査項目 ①生産性向上の取組み状況
②今後の生産性向上の取り組み計画
③IT導入は生産性向上に重要か
④IT導入における課題
⑤当所に望む支援
⑥最新技術の導入・検討状況 ほか
【調査結果の要点】
○7割超がIT導入による生産性向上に取組んでおり、新たな取組みを計画或いは検討する予定との回答も約7割に上りました。
85%が「生産性向上にITの導入が重要」と回答したことからも、企業経営におけるIT利活用の重要性を大部分の企業が
認識していることが確認できました。
ただ、取組んだ結果、期待した効果が得られたという回答は必ずしも多くないことから、期待と結果に隔たりがあることも窺えます。
○IT利活用による生産性向上を「効率の向上」と「付加価値の向上」という2つの観点で見ると、現状においても今後の計画においても、
「効率の向上」と、既存顧客を対象とした「付加価値の向上」を目的としたものが多い一方、
「新たな市場への参入」、「新規事業の創出」など、新規事業領域の開拓による「付加価値の向上」を目的としたものは相対的に少ないことがわかりました。
○IT導入における課題として、約5割が「費用負担が重い」を挙げたほか、「社員のIT活用能力不足」、「IT導入効果が不明」、
「ITを導入できる人材がいない」 など「人材・ノウハウ不足」を課題に抱える企業も多いことがわかりました。
○商工会議所に対し、上記の課題を反映して事例紹介、経営者・実務者向けセミナー・研修会など「学びの機会」や、「補助金情報」の提供を望む声が特に多く寄せられました。
○ドローン、IoT、ロボット、ビッグデータ、AIなどの最新技術を既に導入、或いは具体的に検討している企業も一定数あることがわかりました。
今回の調査結果を踏まえ、生産性向上特別委員会では今後、以下の項目に重点を置いて会員企業に対する支援を実施していく方針です。
①「効率の向上」をはじめ、需要の多い分野におけるIT利活用の成功事例紹介など、多様な事例情報を提供すること。
② IT導入の考え方や取り組み方についての知識を深めるため、経営者向け・実務者向けのセミナー・研修等「学びの機会」を提供すること。
③ ITコーディネータ等の専門家の協力を得て個別の課題解決を支援する体制を整えるなど、
期待した効果が得られるようIT導入支援に 力を入れること。
④ 補助金制度をはじめとした国・自治体の施策情報を提供するなどし、IT投資負担の軽減を支援すること。
⑤ 最新技術の動向やその活用法に関する情報を提供し、革新的な業務効率の向上、新規事業領域への事業展開を支援すること。