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iPhoneのアップルはなぜ横浜の温泉街・綱島に研究所を建てたのか
6/6(火) 21:20|Yahoo!ニュース
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
皆さんの中にもアップルのiPhoneを利用している方は多いのではないでしょうか。
iPhoneの日本における市場シェアは海外各国よりも高いとされ、アップルからすれば日本は「お得意様の国」なのです。
そのアップルが、神奈川県横浜市港北区綱島の「Tsunashimaサステイナブル・スマートタウン」(以下、綱島SST)内に研究所を構えつつあります。アップルの狙いは何かを考えてみたいと思います。
綱島SSTは旧松下通信工業の跡地
綱島SSTは東急東横線の日吉駅にほど近い、旧松下通信工業(現パナソニック)の工場跡地を再開発して作られる予定の新しい街です。
今後の開発の中で、野村不動産 <3231> が展開するマンション「プラウド綱島SST」やENEOSの水素ステーション、国際学生寮、ユニーなどの商業施設が整います。
その街づくりの一部にアップルの技術開発施設が加わることになるわけです。
かつて携帯電話市場で存在感を示したパナソニック <6752> が事業所を所有していた跡地に、スマートフォン市場をリードしてきたアップルが技術研究所を展開するというのは、
時代の流れとともに勝者と敗者の構図を感じずにはいられません。
ただ、パナソニックは消費者が利用するハードウェアというマイクロな商品を扱う領域から、街づくりとその運営という、より上流の仕事に軸足を移したという見方もできるかもしれません。
なぜアップルは温泉街・綱島を選んだのか
さて、その綱島にはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
綱島は古くは温泉場として知られ、歓楽街としても有名なところでした。
その綱島になぜアップルの研究所が? という疑問を持つ方もいるでしょう。
もちろん、まとまった用地と環境にやさしいインフラが手に入る場所が綱島SSTだったという可能性は高いと思います。
その一方で、横浜市にある外資系メーカーの研究所はアップルが最初ではないという背景もあります。
たとえば、韓国サムスングループの研究所であるサムスン日本研究所は横浜市鶴見区にあります。
そこから鶴見川を北にさかのぼっていくと今回のアップルの研究所にたどり着くことになります。
横浜はテクノロジー企業の研究所が集まっていると言えるかもしれません。
外資系メーカーだけではなく、現在、経営再建が課題となっている東芝 <6502> にとっても、サムスン日本研究所に近い神奈川県川崎市は同社の歴史を振り返るうえで重要な場所です。
横浜市に話を戻すと、綱島と同じ港北区にある新横浜には、ソフトバンク <9984> が買収した英ARMの日本支社を始め、半導体関連企業が集まっています。
さながら”日本のシリコンバレー”のようでもあります。