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銀座警察が消えた街 #3
50年後の「ずばり東京」ーー見栄と風儀と痩せ我慢の街
銀座が高さを求めた時代
そんな時に規制緩和の話が持ち上がった。
それぞれの街には高さ制限や容積率などの規制があり、
銀座の場合、高さで言えば31メートルに抑えられていた。銀座4丁目交差点前にある三越や和光本館の高さである。地権者や不動産業者にしてみれば、そのままでは収益拡大は見込めない。特に賃貸収入は、賑やかな場所に最大の貸床面積をいかに確保するかにかかっている。
「高さ制限を少々緩和したい」という声が勢いを増すのは当然で、
結局、1998年になって、銀座のビルの高さ制限は31メートルから、
56メートルにまで緩和された。銀座が高さを求めた時代もあったのである。
ところが、話はこれで治まらない。2001年に小泉純一郎が首相に就任し、
構造改革を打ち出したからである。
「都市機能の高度化と都市の居住環境の向上」を掲げた都市再生特別措置法が
制定されると、超高層ビル建設ラッシュが起きた。
この法律のもとでは、土地所有者の3分の2の了解があれば高いビルが
建てられる。そこに着目したのが、六本木ヒルズの開発で知られる森ビルで、
銀座松坂屋の跡地一帯を再開発して、
上層階に住宅やホテルを備えたビルを建設するという計画を立てた。
高さは200メートル近い。