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中川運河、浄化作戦 名古屋市、上流から再生水で改善
中日新聞 2017年1月3日 10時00分
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
名古屋市は2017年度、名古屋駅エリアから名古屋港へと流れる「中川運河」の浄化
プロジェクトに本格的に着手する。沿岸の下水処理施設から再生水を地下パイプで運び、
最上流部から流す仕組み。中川運河では、名駅と港を結ぶ水上バスを運航させる計画が
進んでおり、水質改善を図って水上交通や観光の盛り上げにつなげる考えだ。
浄化プロジェクトは、周辺地域の下水を処理する露橋水処理センター(中川区)が13年
に及ぶ全面改築を終え、10月から高度処理が可能になることに合わせて実施する。水中
の酸素不足につながる窒素とリンを従来比で40~50%カットする上、浮遊物の除去能力
も増すため、再生水の透明度の向上が見込まれる。
センターは1日平均、25メートルプール100個分ほどにあたる6万立方メートルを処理
する。このうち3万立方メートルを、地中に埋設した総延長1・1キロの送水パイプを通じ、
運河最上流部にある船だまり「堀止(ほりどめ)」から放流する。汚れが滞留しがちだった
堀止に流れを生み出し、流域全体の水質改善を目指す。残る3万立方メートルは従来通
り運河の途中から流す。
運河を運航する水上バスは、堀止と、名古屋港水族館があるガーデンふ頭やレゴラン
ドが開業する金城ふ頭を往復する予定だ。
再生水は放流する前に、名駅の笹島貨物駅跡地を再開発した「ささしまライブ24地区」
を経由する。同地区にはオフィスやホテルなどの複合施設「グローバルゲート」が10月
に中核施設として開業する予定で、20度前後ある再生水をビルや大学施設の地域冷暖
房の熱源として利用。一般家庭580世帯分の電気量削減につながるという。再生水を使
った広場も設ける。
中川運河は戦前から昭和30年代まで、陶磁器や繊維製品などの海運で栄えた。近年
は毎年、夏季にコノシロなどの魚の大量死が問題となっている。水の透明度も低く、周辺
住民から悪臭も指摘されている。
<中川運河> 名古屋市が、名古屋港と旧国鉄笹島貨物駅を結ぶ輸送路として開削。
1932(昭和7)年に開通し、支線を含め総延長8.2キロ。掘削した土で両岸を造成し、
工場などが誘致された。64年には7万5000隻超の船が往来し、名古屋の経済発展に
貢献した。市などは2012年に中川運河再生計画を策定し、流域のにぎわいづくりを目
指している。
名古屋市、上流から再生水で改善
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