16/11/03 17:43:32.50 XRnxFUS8.net
本書を読み通すと、「日本らしさ」の表現方法は多様であり、一筋縄ではいかないことがよく分かる。
例えば、木造建築は日本らしいという考え方は、現在広く共有されている。
しかし、著者によれば、世界中で木造建築の伝統を持つ国は数多く存在しており、木を使うのは日本だけのお家芸というのは、世界を知らない、狭いものの見方であるという。
著者は、建築家たちの日本的なデザインに関する熱い議論を紹介し、それらが強靱きょうじんな思考を鍛え、時代を前に進める原動力となってきたと説く。