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大阪市の阿倍野再開発事業、赤字2000億円に
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市民負担で穴埋め、2032年度まで
大阪市が、JR天王寺駅南西部で40年かけて進めてきた関西最大規模の阿倍野再開発事業(28ヘクタール)
の最終赤字額が約2000億円に上ることがわかった。
梅田、難波と並ぶ新都心を目指し、
大型商業ビルやマンションなどを建設したが、バブル崩壊による地価下落が響いた。
赤字穴埋めによる市民負担は2032年度まで続く見通しで、吉村洋文市長は「市財政を逼迫ひっぱくさせている」として検証を指示。
市は今年度内に結論を出す方針だ。
◆負の遺産
総工費4810億円の同事業は1976年にスタート。古い家屋や商店が密集する地域の土地を市が買収し、
ビル・マンション計29棟や公園などを整備。今後は道路整備などを残すのみで来年度に全事業を終える。
市街地の再開発計画では神戸市の新長田駅南地区の約20ヘクタールを上回り、関西最大。
建物の売却益などで、ビル建設や用地買収にかかる事業費を償却する計画だった。
最終赤字額は事業終了を前に、市が今年3月に特別会計を清算して判明した。
売却収入は2257億円にとどまり、今後の資産売却を見込んでも、赤字は約2000億円になるという