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障害者が働きやすいホテルを 北海道で試み
URLリンク(www.nikkei.com)
障害者が泊まりやすいだけでなく、働きやすいホテルを。そんな試みが各地で始まっている。
2015年4月に開業した北海道乙部町の「バリアフリーホテルあすなろ」は、
スタッフ28人のうち20人が知的、発達障害者で、業務の多くを担う。
角花千都子施設長は「ハード面に加え、障害者自身がサービスする『ソフト面のバリアフリー』が目標」と意気込む。
ある日の晩、ホテル1階のレストランでは、知的障害のあるスタッフらが手際よく団体客にコース料理を振る舞っていた。
客からは「スムーズな接客で料理も楽しめた」との感想が聞かれた。
障害のあるスタッフは北海道出身の20~30代が中心。6段階の障害程度区分では軽度の2や3で、
フロント業務や配膳、調理補助などをこなす。運営する社会福祉法人は「彼らが仕事について理解し、
納得できるまでじっくり説明することを心掛けている」という。
開業時から働く吉田優太さん(24)は配膳のほか、入浴介助やベルボーイなど何役も受け持つ。
宿泊客には吉田さんらが焼くパンが人気で「おいしいからまた来たよ」と声を掛けられることも。
吉田さんは「感謝されるのが一番うれしい。もっと来てもらえるよう、一つ一つ丁寧に仕事をしたい」と充実した様子だ。
あすなろは、全29室にカードキーをかざして開ける自動ドアを備え、電動のリクライニングベッドを置くなど、
車いすでも利用しやすいよう施設を設計。専用の車いすに乗ったままスロープを下って入浴できる温泉もあり、
15年度の宿泊客約2600人のうち、3割が身体障害者だった。
あすなろは、障害者総合支援法に基づき、障害者と雇用契約を結ぶ「就労継続支援A型事業所」だ。
国から給付金を受けて運営する。
こうした宿泊施設はまだ珍しいが、大阪市此花区の「アミティ舞洲」、大分県杵築市の「住吉浜リゾートパーク」といった施設で先行例があり、
北海道函館市の社会福祉法人も9月に障害者85人を雇用するホテルの開業を目指すなど、徐々に広がりを見せ始めている。