16/07/20 22:20:29.70 VgwAiOz6.net
「東京を知らない」というメリット
私は、地方に生まれ育った田舎者だが、そのおかげで、とても低コスト体質な人間になれたと思っている。
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東京や大阪に住んでいる人にはおかしな物言いにみえるかもしれないけれども、私が田舎に生まれて田舎に育ったメリットのひとつは、「東京や大阪に進学したい*1と思わずに済んだこと」だったと思っている。
大学入学後にようやく、私は東京の、奇跡のような文物の集積に仰天した。学問もサブカルチャーも人間も東京に集中しているということ、多種多様な選択肢が埋もれていることを、私は思春期の後半戦になってやっと知った。
ただし、東京の多種多様な選択肢とは、札束で殴って勝ち取る類のものだということもすぐに判ったので、「東京に移住したいと思わずに住んだ」。
そして地元の同窓生の大半は、東京に多種多様な選択肢が埋もれていること自体をそもそも知らない。
東京といえば、浅草と秋葉原とスカイツリーとディズニーランドといった風な地方民にとって、東京とは、観光地以上でも以下でもない。そもそも「ディズニーランドといえば東京」といった感覚の人が、地方には大勢住んでいる。
東京に憧れることなく、観光地としてしか認識していない地方民は、東京に移住するために金銭や学力を費やす必要もないし、東京に憧れるせいで地元の暮らしにコンプレックスを持つような自意識のコストを負担する必要もない。