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交通寸断物流に痛手 十勝管内大雨影響 農水産物出荷に不安
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台風10号による大雨で、十勝管内は橋や道路が崩壊し、道央方面への交通網が切断された。
道東自動車道は復旧したが、JRは1カ月以上不通となる見通しだ。国道も日勝峠や狩勝峠などが通行止めとなり、道央方面への主要な経路が絶たれている。
農水産物の収穫期を控え、物流や観光への影響が懸念される。
「十勝の白菜やキャベツ、タマネギはJRコンテナで札幌や本州に出荷している。鉄路が使えないのは痛手で、代行のトラックが確保できるのかも心配」。
帯広地方卸売市場の青果担当者は頭を抱える。
道東道も通行止めだった8月31日は、北見経由などで7時間ほどかけて運び、青果や水産物を入荷した。
道東道が開通したことで一息ついたが、産地として野菜を出荷しなければならず、不安が大きいという。
JRは根室線で3カ所の橋が流失し、釧路、帯広と札幌を結ぶ特急のスーパーおおぞら、スーパーとかちが当面運休となる。
JR貨物の運行もできない状態だ。
帯広市川西農協は、ナガイモやタマネギなどの一部をJRコンテナで出荷。
コンテナを使えない分はトレーラーに振り替えるが「タマネギなどの出荷が本格化する10月までには復旧してほしい」と話す。
十勝地区トラック協会によると、札幌方面への輸送は、ほとんどの運送業者が日勝峠を利用し、高速料金の負担が大きい道東道を使うのは1~2割という。
東日本高速道路は、1日に通行再開した道東道の占冠IC(インターチェンジ)―音更帯広IC間を日勝峠などの代替路として無料にした。
同協会の奥野一男専務理事(66)は「無料でなければ負担が大きすぎる。無料措置に業者は救われた」。
道東道には、一般の乗用車も含め、すべての車両が集中しそうだ。
JRコンテナの輸送もしている道東運輸(帯広)の戸出優子社長(67)は「収穫期を迎え、運ぶ物の量はこれから多くなる。
鉄路が使えず、JRコンテナは札幌までトラックで運ぶが、都市間バスも増えれば大混雑になる」と不安げだ。
帯広商工会議所の高橋勝坦会頭は「とかちマルシェやばん馬まつりなども控え、観光にも影響が出そう」と話す。
2~4日にJR帯広駅周辺で開かれるとかちマルシェは昨年、過去最高の約8万人が来場。
管外からの来場は1割程度だが、地域を代表する催しとして認知度が高まってきた。担当者は「今年は海外からも出店する。
多くの人に訪れてほしいが、管内でも被害があり、昨年のような来場は見込めないかも」と言う。
上士幌町のぬかびら源泉郷は、紅葉シーズンには、上川管内上川町の層雲峡などと一体での周遊が人気だが、
一連の台風で上士幌から層雲峡に通じる三国峠が不通に。糠平舘観光ホテルの石田稔弓総支配人(56)は「早期復旧を望んでいたが、台風10号でとどめをさされた。
10月半ばまでがかき入れ時なのに、キャンセルも相次いでいる」と肩を落とした。