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中部国際空港、このままではジリ貧だ
低迷続きの10年、何が誤算だったのか
鳥海 高太朗 :航空・旅行アナリスト 帝京大学非常勤講師 2015年03月17日
URLリンク(toyokeizai.net)
中部地方はトヨタ自動車グループをはじめとして、日本の代表的な企業が点在する。
その経済圏と世界をつなぐ「ハブ空港」を目指す狙いで設置されたものの、
今の姿は当初のもくろみとは大きく外れてしまっている。
開港からほどない2005年度こそ1235万人(国際線532万人、国内702万人)の利用者を記録したが、そこがピーク。
2009年度以降は同1000万人を割り込んだままだ。
国際線利用者に限ってみても2007年度の556万人をピークとして、ここ数年は年間450万人前後で低迷してしまっている。
セントレア開業前の旧名古屋空港における2004年度の国際線旅客数は449万人だった。
つまり、セントレア効果は最初の数年間のみだったといえる。
セントレアが開港した2005年は、「愛知万博」がちょうど開かれた頃。
世界的に名古屋が注目されていたこともあり、セントレアには欧米系航空会社が数多く乗り入れ、
日本航空(JAL)のパリ線、エミレーツ航空のドバイ線なども運航された。
2007年度には国際線は週354便(1日平均約50便)もあった。
ところが、状況は急悪化する。2008年秋のリーマンショックに伴うその後の急激な景気後退だ。
国際線利用者とともに路線数も縮小。2013年度で見ると週290便(1日平均約41便)まで減った。
現在、27路線の国際線のうち欧米路線(ホノルル除く)はフランクフルト(ルフトハンザドイツ航空)、
ヘルシンキ(フィンランド航空)、デトロイト(デルタ航空)の3路線のみ。
大半はアジア路線だ。しかもこの欧米3路線はいずれも週5便の運航。
「出張のときにちょうど使えないことがある」と前出のビジネスパーソンは言う。