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【民間】本館の最高高さは65㍍を計画/大丸心斎橋店本館の建て替え/再生特別地区を変更、道路上空を有効活用
[2015年09月28日]
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大丸心斎橋店本館の建て替え計画で、新本館の最高高さは65㍍を計画していることが分かった。最高高さ87㍍の北館よりも約20㍍低い。
北館も合わせた敷地の容積率最高限度は1200%。大阪市は大阪都市計画都市再生特別地区を変更するため、計画案の縦覧を29日から始める。
本館と北館の間の道路の上空5・5㍍をトンネルのように通過させ、それより上の道路上空は建物として使う。
計画変更の対象は、本館と北館、その間の道路の敷地を合わせた約1・2㌶。変更の理由は「インバウンド機能が充実した先進的商業空間を創出し、
周辺と一体となった世界の観光拠点の形成を図る」ためとしている。本館の御堂筋側の幅2㍍は高さを31㍍とし、既存の外壁を残す。
御堂筋側からの奥行2㍍から8㍍は高さを45㍍、奥行8㍍以降を高さ65㍍とする。
J.フロントリテイリングと大丸松坂屋百貨店は、大丸心斎橋店本館の建て替え計画で、学識経験者で構成する保存検討委員会の検討結果を9月に公表、
同社の計画案によると、御堂筋側の外壁を残し、新築する高層部はセットバックする。ピーコック装飾は心斎橋筋側のファサードとして再利用する。
保存検討委員会の事務局は日建設計が務めた。大丸心斎橋店本館は米建築家のW・M・ヴォーリズの傑作としても知られ、日本建築学会などが保存活用を求めていた。
12月30日で営業を終える大丸心斎橋店本館の現状の規模はSRC一部RC・S造地下3階地上8階建て塔屋5層延べ4万6144平方㍍。
建物高さは41㍍。設計はヴォーリズ建築事務所、施工は竹中工務店が担当した。所在地は大阪市中央区心斎橋筋1-7-1。
敷地面積は5616平方㍍で、このうち5317平方㍍を建築面積に使っている。1922年から何度か改築され、現在の建物となった。
北館と南館は本館の売り場の移設を含めて改装を実施し、本館の建て替え中も営業を続ける。
本館の新装オープンは2019年を計画し、投資額は数百億円規模となる見通し。