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京阪電鉄がOMMの全株式取得 大阪・天満橋の大規模再開発へ
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京阪電気鉄道が京阪天満橋駅前の複合施設「OMMビル」(大阪市中央区)を運営する大阪マーチャンダイズ・マート(OMM)の株式55%を新たに取得したことが4日、分かった。
取得額は約25億円。これで京阪電鉄はOMMの全株式を保有することになった。今後、ビルの建て替えなども含め、周辺一体での大規模な再開発を検討する。
OMMは昭和41年に大阪市や京阪電鉄などが出資する第三セクターとして設立され、OMMビルの賃貸・管理業務を行っている。
京阪電鉄によると、5月29日付で竹中工務店や関西電力、大阪ガスなど6社が持つOMMの株式計55%を買い取った。
それまでに20%を保有していた京阪電鉄は今年2月、筆頭株主だった大阪市から25%を約11億円で取得している。
OMMビルは44年、大阪の主要産業だった繊維の卸売業の近代化のために国内初の本格的な立体卸売りセンターとして建てられた。
地上22階・地下4階建ての高さ78メートルで、当時は大阪で最も高いビルとして話題を呼んだ。現在でも多くのアパレル関係企業が入居するほか、京阪電鉄の本社や飲食店などが入っている。
OMMビル周辺には京阪天満橋駅上の商業施設「京阪シティモール」やホテル京阪天満橋など京阪グループが運営する施設がある。
京阪電鉄の加藤好文社長は「全株式の取得で(今後の事業に向けた)絵が描きやすくなった。創業の地である天満橋の街全体での大きな再開発をやりたい」と強調。「天満橋はビジネス街や大阪城など観光地に近い。
オフィス、ホテルの需要は大きく、収益が見込める。OMMビルの建て替えなども含め、どんなバランスでやるのかを検討する」としている。