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20日は「オペラのお祭り」 イタリアの俊英がMMホール初登場
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東京フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者、アンドレア・バッティストーニが20日、「魅惑のオペラ・アリア・コンサート」で、横浜みなとみらいホール(横浜市西区)に初登場する。
次代のスター指揮者として世界的に注目を集めるマエストロに、公演への意気込みを聞いた。
イタリアのベローナ生まれ。史上最年少の24歳でミラノ・スカラ座にデビュー。
バイエルン国立歌劇場などオペラの分野で実績を積み、2016年に同楽団の首席指揮者に就任した。
7歳からチェロを始め、地元の音楽学校に進学。オーケストラの音色をイタリア人らしく、「美しいフレスコ画」と例える。
「チェロを弾いていたけれど、一つの色では満足ができなくなってきた。
ほかの楽器を使って作曲家の自由を表現したり、指揮者になっていろんな色を使うことで、もっと素晴らしい絵が描けると思った」
在籍していた音楽学校には指揮科がなかったため、自ら仲間を集めてタクトを振れる環境をつくったという。
「普通だったらかなえられないような目標が夢で、まさに指揮者になることは夢だった」と語る。
「とにかく夢に向かって進んでいくこと。たくさん練習して、間違ったとしても次は同じ間違いを二度と繰り返さないことが大事。
指揮者になりたいと思って実際になれたのはすごく短い期間だったけれど、前に前に進もうと行動していたことが一番良かった」と成功の秘訣(ひけつ)を語る。
20日は「イタリアオペラのお祭り」と意気込む。
信頼する4人の歌手らのリクエストも踏まえながら、プッチーニの「ラ・ボエーム」
「蝶々(ちょうちょう)夫人」「トゥーランドット」の名作から、演奏の機会があまりない「妖精ヴィッリ」まで、演奏会形式で披露する。
12年の初来日で演奏し、同楽団の首席指揮者になるきっかけになったベルディのオペラ「ナブッコ」も、バリトンの上江隼人を迎え再び披露する。
「オペラが使用する言葉は洗練された古い詩だけれど、ストーリーは普遍性があって、学ぶこともたくさんあるはずです。
作曲家がつくったキャラクターを理解し、登場人物が舞台に上がるたびにオケの音色をそのキャラクターに瞬時に寄り添わせるのがオペラでの自分の仕事」と語る。
先月、上演した県民ホール(同市中区)の「アイーダ」公演でもタクトを振り、多くのファンを引きつけた。
「『アイーダ』で感じ取っていただいた感動を、またあらためて神奈川の方々に伝えられたらうれしいです」