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【あべのハルカス、百貨店に早くも黄色信号?苦戦で社長更迭、「ただの通過点」の懸念も】
Business Journal 2014.07.02
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日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)が全面開業して約3カ月が経過した。
近畿日本鉄道(以下、近鉄)が運営するあべのハルカスには、全面開業した3月7日から5月31日
までの間で約1124万人が訪れた。
●苦戦のあべのハルカス近鉄本店
しかし、こうした狙いとは裏腹に、百貨店であるあべのハルカス近鉄本店は苦戦を強いられている。
全面開業から5月末までに974万人が訪れたが、15年2月期の年間来館者の目標は4500万人、1日
当たり12万人なのに対して実績は同11万人で下振れした。
ゴールデンウィーク期間中は5月4日に20万人が来館し、1日としては過去最高の入館者数を記録し
たが、 開業時の目新しさが薄れるとともに消費増税の影響もあり、客足は伸びなかった。
近鉄が展開する近鉄百貨店全体の14年2月期連結決算の売上高は前期比2.3%増の2770億円、
本業のもうけを示す営業利益は11.7%減の30億円だったが、13年6月に先行開業したあべのハルカス
近鉄本店の苦戦が原因だ。
部分開業後の13年10月、同店の14年2月期の通期売上高(専門店部分を含む)の目標を1040億円
から1000億円に下方修正したが、 実績は1000億円を下回る923億円だった。
全面開業した3月は消費増税前の駆け込み需要で宝飾品などの売れ行きが伸び、売上高は前年同
月の2倍だった。 その反動で4月の売上高は同5割増にとどまった。
開業効果が薄れるにつれて、来客数は今後さらに落ち込むとみられているが、 親会社の近鉄は売上
目標を達成できなかった近鉄百貨店の飯田圭児社長を更迭し、5月22日付けで高松啓二副社長を社
長に昇格させた。
新経営トップの喫緊の課題は、ハルカス本店のテコ入れだ。
同店の売上高は近鉄百貨店全体の売り上げの約33%を占めるだけに影響は大きい。
ハルカス本店の15年2月期の売り上げ目標は1450億円と12年3月期(790億円)の2倍近くであり、この
目標の必達が新社長の使命となる。
天王寺・阿倍野地区の1日の乗降客数は77万人で梅田地区の220万人の3分の1、難波・心斎橋地区の
110万人にも大きく水をあけられている。
大阪ではここ数年、百貨店がひしめき合う梅田地区で三越伊勢丹やグランフロントが開業し、商業施設
の一極集中が加速している。 開業効果が薄れれば、阿倍野はこれまでのように「通過点になってしまう」
(百貨店業界関係者)との指摘もある。