17/06/12 13:07:53.76 JP/ETShY0.net
報道によると、大阪でおかしな裁判が行われているそうだ。なにやら刑事事件で被害者
が被告人に質問する際検察官が意見を述べなかった。ところが公判調書には検察官が同意
といったと記載されているらしい。弁護人と検察官は意見を述べなかったと一致している
。それで高裁が担当書記官の証人尋問をし、その書記官は検察官が意見を述べたと証言し
たらしい。地裁の裁判官も同じことをいっているとか。
これは多分こういうことだと思う。検察官は意見を述べなかったのだけど、その態度を
裁判官は同意と解釈した。それで書記官はその意向に従い、公判調書に意見を述べたと記
載した。つまり、実際は検察官は発言していないが、発言したかのように記載したわけだ
。で、本来なら証人尋問でそういうふうに正直に証言すればいいものを、裁判官に恥をか
かせてはまずいと思って、嘘をいったわけだ。
こういう事件は司法制度の改革のいいきっかけになると思う。書記官を偽証罪で逮捕す
ればすぐ自白するんじゃないか。ちょっとしたことが大きな流れを生み出す。みんなこう
いう記事をみても気にもとめないだろうと思うけど、爆弾は思わぬところに転がっている
。要はそれを爆弾だと思うかどうかだ。