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2024年12月20日
大学ジャーナルオンライン編集部
2024年12月16日、愛媛大学で「一級建築士」の受験資格を得られるプログラムが、2026年度よりスタートすると発表になりました。
具体的には、工学部工学科「社会デザインコース」を、2026年度から「建築・社会デザインコース」に変更し、このコースで「一級建築士」受験資格を得られるようにするとのことです。
愛媛県内に「一級建築士」受験資格に対応した教育機関を求める強い要望が寄せられていたことから改組に踏み切ったとのこと。
愛媛県には、今まで「一級建築士」受験資格が得られる学科専攻が1つもなかったのか?という驚きもあり、
既存コースに「一級建築士」受験資格が得られるプログラムを加えてしまったら、
「一級建築士」希望の学生ばかりになってしまうのではないかという心配もあります。今回のコラムでは、この2つについて、考察してみます。
「一級建築士」受験資格が得られる学科専攻を設置していない県は、国立大学だけで見ると複数あるが、公立・私立・高専まで含めると愛媛県だけ
「一級建築士」のようなメジャーな資格であれば、どの国立大学でも受験資格が得られる学科専攻を設置していると思われそうですが、実は設置されていない大学は多いです。
全国の国立で12県12大学あります。理工系学部を設置しているものの、理工系学部の中に建築系の学科専攻が設置されていない状況です。
12県のうち、公立・私立大学で「一級建築士」受験資格が得られる学科専攻を持っている大学がある県を除くと、岩手県、山梨県、愛媛県、宮崎県の4県となります。
山梨県と宮崎県には、高等専門学校(5年)+専攻科(2年)で「一級建築士」受験資格が得られる学校があり、岩手県には、資格登録に4年の実務経験は必要になりますが、高等専門学校(5年)で
「一級建築士」受験資格が得られる学校があります。そうなると、愛媛県だけが「一級建築士」受験資格が得られる学校がないということになります。
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