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前週末比421円上げ、終値で3万8474円をつけた日経平均株価(5日、東京都中央区)
5日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、終値は前週末比421円23銭(1.11%)高の3万8474円90銭だった。米ハイテク株安や日銀の追加利上げ観測を背景に前週末に急落した反動で、自律反発を狙った海外投機筋の買いが相場を押し上げた。株価指数先物主導で上げ幅を拡大する場面が目立った。
日経平均は後場に強含むと14時過ぎに570円ほど上昇する場面があった。5日に投開票を控える米大統領・議会選挙では民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領の支持率は僅差で、大接戦が予想される。市場の一部にはトランプ氏勝利となれば短期的には株高要因とする向きがある一方、結果判明には時間がかかるとの見方から様子見姿勢の投資家は多かった。しかし、日本市場は先進国のなかでもボラティリティー(変動率)が相対的に高いとされ、相場が大きく動いた局面で短期の値幅取りの好機とみた投機筋の買いが一時強まった。15時以降は動意に欠く展開となった。
半導体関連が買われたほか、決算発表を受けた売買も目立ち、プライム市場では野村が上昇。サンリオや住友電も大幅高となった。一方、ヤマハは急落した。三菱重が下げ幅を拡大するなど取引時間中の決算発表を受けた物色もみられた。
東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比20.00ポイント(0.76%)高の2664.26だった。JPXプライム150指数も3営業日ぶりに反発し、8.69ポイント(0.73%)高の1191.24で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆484億円、売買高は18億9658万株だった。きょうから東証の取引時間は30分延長となったが、売買代金、売買高ともに前営業日を下回った。東証プライムの値上がり銘柄数は983、値下がりは620、横ばいは43だった。
ファストリ、東エレク、TDK、アドテストが上昇した。一方、リクルート、中外薬、アステラス、任天堂が下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2024年11月5日 9:05 (2024年11月5日 15:50更新)
日本経済新聞
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