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2024年10月17日 10時47分 ソフトウェア
1997年に登場した老舗メディアプレーヤー「Winamp」のソースコードが2024年10月、GitHub上から削除されました。
Winampのソースコードをめぐっては、2024年9月に公開された際に「フォークの作成を禁止」するなどの条項が盛り込まれるなど、ライセンスの問題が指摘されていました。
Winamp owner deletes 'Open Source' repository after a bumpy month on GitHub | Tom's Hardware
URLリンク(www.tomshardware.com)
Winamp deletes entire GitHub source code repo after a rocky few weeks - Ars Technica
URLリンク(arstechnica.com)
1997年にリリースされたWimampは、mp3の興隆とともに多くのユーザーからの支持を集めたものの、2013年に開発終了を発表。
しかし、2014年にインターネットラジオサービス「Radionomy」に買収され、2022年には新たなバージョンがリリースされています。
Winampのバージョン5.9リリース候補版が4年の開発期間を経て公式にリリースされる - GIGAZINE
そんなWinampは2024年9月24日、GitHub上でソースコードを公開しました。公開に際してWimampは「コミュニティ全体が開発に参加できるようにします。
これは、世界中の開発者が専門知識、アイデア、情熱を寄せて、この象徴的なソフトウェアの進化に貢献できる、グローバルなコラボレーションへの招待です」と述べていました。
Winampのソースコードは「Winamp Collaborative License (WCL)」という独自のライセンスで公開されており、ライセンスには「a free, copyleft license」との文言が記載されていました。
しかし、実際のライセンスの文面ではフォークの作成や再配布を禁じることが明記されていただけでなく、GitHubの「リポジトリを公開すると他のユーザーがフォークするライセンスを付与したことになる」
利用規約との競合や、GitHubの標準的なワークフロー「リポジトリをフォークして変更を加え、プルリクエストを送信する」という動作ができなくなるなどの問題を抱えていることが指摘されていました。
URLリンク(gigazine.net)
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