24/06/09 01:19:39.48 01hYA8Vm.net
米アップルは通常、新しい製品カテゴリーに最初から飛びつくことはしない。スマートフォンの「iPhone」、腕時計型端末「Apple Watch」、複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」もそうだった。すでに立ち上がっていた分野に製品を投入し、自らの足跡を残す方法を見つけてきた。
人工知能(AI)分野でもそれをしようとしているようだ。生成AIの熱狂が始まってから2年近くが過ぎた今、この技術に関するビジョンを打ち出す準備を進めている。米太平洋時間10日午前10時(日本時間11日午前2時)に開幕する世界開発者会議(WWDC)で同社は、主要なアプリや機能にAIを深く統合する計画を発表するとみられている。プライバシーとセキュリティーへのコミットメントも忘れないだろう。
アップルの計画に詳しい関係者によると、同社の新たなAIシステムは「アップル・インテリジェンス」と呼ばれ、iPhone、iPad、Macそれぞれの基本ソフト(OS)の新バージョンに搭載される。対話型AIの「ChatGPT」を開発したオープンAIとの提携もあるだろう。
通常は約2時間行われるWWDCでの基調講演だが、今回はその約半分をAI関連が占めるとみられる。アップルの広報担当はコメントを控えた。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)