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世界で有り余るワイン、Y世代とZ世代はワインを飲まない
2023.09.26 Forbes
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裕福なワイン通がロマネ・コンティの最新ヴィンテージ1本に2万8000ドル(約415万円)を費やしたり、ナパ・バレーのスクリーミング・イーグルを1本3700ドル(約55万円)で買ったりしている一方で、一般のワイン愛好家はこの50年間に例のないほど数も種類も豊富なワインを手頃な価格で入手できるようになった。
中略
だが最大の理由は、Y世代とZ世代のワイン消費量が1980~90年代のワインブームの頃と比べて減っていることにある。米国だけでなくフランスでもイタリアでも、この世代はワインよりもビール、蒸留酒、ソフトドリンク、フレーバー炭酸飲料を好む。1920年代のフランス人のワイン消費量は1人当たり平均136リットルだったが、今や平均40リットルだ。イタリア人も1人当たり年間平均56本で、週に1本程度しか飲んでいない。
もちろんワインブームの消費の勢いは持続するものではなく、消費者は「量は減っても品質のより良いワイン」を飲んでいるというのが業界の合言葉となっていた。ボルドーのプルミエ・クリュやブルゴーニュのグラン・クリュ、カリフォルニアのカルトワインといった名だたるワインは、今後も生産本数すべてを売り切るだろう。しかし、たまにワインを飲む層と比較しても、こうした層の消費量は微々たるものだ。
酒類市場の調査会社インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・リサーチ(IWSR)によると、米国では新型コロナウイルス感染拡大にともなう消費低迷が2021年末に底を打ち、翌22年にはワイン人口が400万人増えた。だが同時にワイン消費量は2%減少した。減少幅はZ世代で最も顕著だ。月に1度でもワインを飲む人は2015年にはZ世代の40%に上ったが、2021年にはわずか25%だった。
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