【社会】 習字の筆洗いに「お茶」マークの謎 駅弁容器が教材に?石川県で定着した経緯を調べてみた [朝一から閉店までφ★]at BIZPLUS
【社会】 習字の筆洗いに「お茶」マークの謎 駅弁容器が教材に?石川県で定着した経緯を調べてみた [朝一から閉店までφ★] - 暇つぶし2ch1:朝一から閉店までφ ★
23/02/08 23:59:07.63 JBfdTH1i.net
2023年2月6日 12時00分

 金沢市内の小学校で書き初めを取材中、児童が筆を洗うために「お茶」の文字が入ったプラスチック容器が使われていることに気づいた。鉄道好きのカメラマンに聞くと、昔は駅弁に付いてきたパックのお茶の容器だという。これって、金沢の「あるある」なんだろうか—。千葉県出身の20代記者が追った。(岩本雅子)


小学校の習字の授業で使われるポリ茶瓶。中央に「お茶」の表記がある=金沢市久安の三馬小で
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 この容器、手のひらサイズで口は大人の指が2本入るほどの大きさ。持ち運びに便利なワイヤ付きだ。金沢市立三馬小では「お茶パック」と呼ばれていた。6年の谷川羚れい君(12)は「洗う時に水はこぼれないし、筆の水切りもできる」と高評価。だが、本来どんな場面で使われていたのかは、谷川君をはじめクラスメート約20人が「知らない」と口をそろえた。
 同小の井表照雄校長らは「全てではないが、市内の小学校で使われている」と教えてくれた。市内の別の小学校出身の会社員男性(25)は「習字で使ったやつや」と即座に回答してくれた。一方、会社員女性(26)は「使ったことはない」。石川県で生まれ育った本紙報道部の50代の上司は知らなかった。
 取材を進めると、筆洗い用のお茶容器が一部で定番化した経緯が判明した。学校教材を扱うヤマガミ共育社(金沢市)が約20年前から、同社の習字セットを採用した学校に人数分の容器を無料で配っていたのだ。容器の正式名称は「ポリ茶瓶」だった。
 同社の石野一樹社長によると、配布を始める以前は、児童がジャムの瓶などを持ち寄っていたらしい。先生からの「全員がそろわない」と困惑の声を受けて、軽くて安い代わりの物を探し、知人からポリ茶瓶を紹介された。現在では金沢市のほか、石川県内3市町の計50校ほどに配っているという。
 ポリ茶瓶は、弁当のタレビンなどを手掛ける大阪屋(大阪府守口市)が1965年ごろから製造している。金沢ではポリ茶瓶が筆洗い容器と化していることを創業者の河口和良元会長(86)に伝えると「便利な物として利用してもらえて、うれしい」と笑って答えてくれた。
 「手間もかかり、もうからないからやめたいが、需要がある限り作り続けたい」と河口元会長。ポリ茶瓶がある限り、お茶マークの筆洗い容器は今後も残っていきそうだ。

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 ポリ茶瓶 1955年ごろ(昭和30年代初め)に、茶のティーバッグ入りでお湯を注いで駅弁と一緒に販売していた。ペットボトルや缶が登場する80年ごろ(昭和50年代中頃)まで主流だった。大阪屋では売り上げのピークは70年の大阪万博から、75年の沖縄国際海洋博覧会までの時期。現在の価格は1個35円。最も古い記録の2002年の製造数は約10万個、22年は約1万3000個だった。


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