【MRJ】スペースジェット、開発中止決定 [田杉山脈★]at BIZPLUS
【MRJ】スペースジェット、開発中止決定 [田杉山脈★] - 暇つぶし2ch989:名刺は切らしておりまして
23/02/26 07:35:26.15 CbsymY5m.net
【次世代半導体】このやり方では「ラピダス」も失敗する…最強官庁・経産省の肝煎り事業がことごとく大失敗する根本原因[2023/2/17] [プルート★]
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■「技術を事業にするための知見が足りなかった」
 最大の難関は、機体開発というハード面ではなく、「型式証明」というソフト面だった。
 型式証明は、製造企業が、機体に使っている部品の安全性などを各国の航空当局に証明するものだ。そのノウハウはまさに企業秘密。三菱重工は知識も経験も乏しく、YS11時代の日本の体験を生かそうにも、技術や証明の仕方が様変わりしていたという。
 YS11の頃は、出来上がったモノで安全性を確認していたが、今では、作る過程を含めて安全性を証明することが求められるという。
 部品は約100万点にわたり、部品調達先は欧米を中心に30社超。さらにその下請けまで含めると何千社もある。
 その製造過程も含めて安全性をどのように証明したらいいのか。型式証明に携わった技術者は「日本的生真面目さで、自分たちの目ですべてを確認して証明しようとしたが、そんなことは到底できないとわかるまで、1年を費やした」と振り返る。...

■宮永前社長が漏らした「三菱の弱点」  ハード面ではなくソフト面での力不足、時代に合わなくなっていたモノづくり―。
 三菱重工は2016年にも、その問題に直面し、欧米向け大型客船事業からの撤退を表明している。
 その10年ほど前に、英国に大型客船を納入した経験があったが、当時とは求められる内容が、大きく変化していたという。
 例えば、客室すべてがWi-Fiに快適につながること、セキュリティーシステム、客室のデザイン、壁の塗装、床のタイル張り、ビール醸造装置など、船というよりも高級ホテルを造るような仕事が求められた。
 欧米の富裕層に快適な旅を楽しんでもらうことを目指す発注側からすれば当然の要求だが、どれも造船の設計部門では持ち合わせていない技術や知識だった。
 技術や知識を持つところへ外注すれば良かったが、自分たちで解決しようとしたことが、混乱や遅れ、巨額の赤字を生んだ。
 当時の三菱重工の宮永俊一社長は、撤退時に、自社の弱点をこう語った。
 「時代とともに客のニーズが変化していることを理解できなかった」 「同じ価値観を持つ同質の人々が集まって開発している」 「組織の統制がよくとれていて、上の人が言うことはきちっと聞くが、自分からこれが問題とは言わない」
 ソフト面が弱く、旧態依然のまま上位下達で進める―。技術至上主義を掲げ、利用者のことまであまり考えようとしない日本のモノづくりの、長年指摘されている典型的な弱点だ。 ...


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