23/01/19 21:04:09.26 KSimW9er.net
日銀は、これまでの金融緩和策を維持することを決めた。黒田総裁は、“企業が賃上げできる環境を整えることが重要”だとの認識を示した。
「企業が賃上げできる環境を整える」金融緩和策の維持決定
日銀は2022年12月、長期金利の上限を0.5%程度に引き上げて事実上の利上げに踏み切ったが、1月18日までの会合で、長期金利の上限のさらなる引き上げは行わず、据え置くことを決定した。
日銀・黒田総裁(18日午後):
感染症の影響など、我が国経済を巡る不確実性は極めて大きい状況にあります。
現在は経済をしっかりと支え、企業が賃上げできる環境を整えることが重要。
市場では、日銀が本格的な利上げへの動きを強めるのではとの観測から、連日、長期金利は日銀が上限とする0.5%を超える場面があったが、今回の決定を受けて0.36%まで急落した。
また、東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=131円台まで2円以上急落し、この円安を好感して日経平均株価は600円以上値上がりした。
一方日銀は、物価上昇率の見通しを、2022年度は3.0%(前回2.9%)、2024年度は1.8%(前回1.6%)と、それぞれ前回から引き上げたが、2023年度は1.6%に据え置いた。
黒田総裁は、“目標とする賃金上昇を伴った2%の物価上昇を達成するには、なお時間がかかる”との見方を示した。
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