【経済】なぜ新車が手の届かない価格になっているのか…日本人を直撃する「スタグフレーション」という経済危機 [田杉山脈★]at BIZPLUS
【経済】なぜ新車が手の届かない価格になっているのか…日本人を直撃する「スタグフレーション」という経済危機 [田杉山脈★] - 暇つぶし2ch1:田杉山脈 ★
22/10/25 23:29:27.46 r6PnSddJ.net
自動車の販売価格が年々上がっている。なぜ自動車は「高価な買物」になっているのか。経済評論家の加谷珪一さんは「モノの価格が上がっているのに、給与は上がっていない。日本はスタグフレーション(不況下のインフレ)という経済危機を迎えつつある」という―。(第1回)

■食品は原材料の価格高騰に影響を受けやすい

 今回の物価上昇は2021年後半から顕著となり、2022年春以降に本格化したという流れですが、早い段階で価格が上がっていたのは食品類でした。2022年4月には多くの食品価格がいっせいに値上がりし、私たちの家計を直撃しました。

 一般的に、食品類は、他の工業製品と比較して、販売価格に占める原材料の比率が高く、価格高騰の影響を受けやすい商品です。とりわけパンや食用油は原材料の比率が高いという特徴が見られます(図表1)。

 説明するまでもなくパンの原料は小麦粉ですが、小麦の市場価格は2021年から2022年にかけて2倍に高騰しており、パンのメーカーはコスト増加に苦慮していました。同じく食用油の原料となる菜種油や大豆油の価格も軒並み上昇しており、多くのメーカーが値上げせざるを得ませんでした。

 パンの販売価格に対する原材料価格の比率は30~40%、食用油も同30~40%程度と高めになっており、原材料価格が上がると、メーカーの利益を圧迫します。

 これに対して、菓子類、即席麺、レトルト食品などは加工の工程が多い分、価格に占める原材料の比率は低下します。商品の種類によってさまざまであることから、一概に原価率を決めることは難しいのですが、一般的に菓子類は25~30%、即席麺は20~30%程度です。

■広告宣伝費に加えて酒税もかかるビール

 これらはパンや食用油に比べて、製造工程が複雑である、広告宣伝費の比率が高いという特徴があり、原材料価格が最終価格に与える影響がすこしだけ小さくなります。したがって、パンや食用油と比較すると、値上げのタイミングは多少あとになります。

 原材料の比率がさらに低いのが飲料です。清涼飲料水の原材料費は20%程度が多く、ビールは10%台になることもあります。飲料については、テレビなどで多くのCMを目にすると思いますが、味が重要であるいっぽう、製品のイメージも売れ行きを大きく左右します。このため、各社は広告宣伝に力を入れる必要があり、必然的に原材料の比率は下がります。

 さらにビールでは、酒税という税金がかかってきますから、メーカーにとっては利益を確保するのがますます大変です。

 ビールの場合、販売価格の25~35%が酒税ですから、ビールを飲むたびに私たちは多額の納税をしていることになります。ビールに対する酒税の割合は諸外国と比較すると高くなっており、一部からは引き下げるべきだとの意見も出ていました。ビールの税率が高すぎたことから、税率の低い発泡酒や新ジャンルの商品ばかりが増えるという事態も発生しており、本物のビールを好む消費者からは不満の声が上がっています。
以下ソース
URLリンク(news.yahoo.co.jp)


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