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鈴木俊一財務相は7日午後、円相場が対ドルで24年ぶりの安値を更新したことを受け、「足元の動きは円安方向に一方的に振れている。継続すれば必要な対応をとる」と述べた。「必要な対応」が具体的に何を指すのかについては明言を避けた。「円安のマイナス面をしっかり注目していきたい」とも語った。財務省内で記者団の質問に答えた。
外国為替市場では7日午前から円安が進み、一時1ドル=144円台へ下落した。昼前に「最近の動きはやや急速で一方的だ」という財務相発言が伝わると、介入をほのめかすなど踏み込んだ発言ではないとの見方から円売り材料視された。
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