22/07/15 02:03:45 hueR4ipx.net
円安の貿易収支(=貿易による国内所得寄与)にはJカーブ効果があることは、ベテランの経済人で
あればだれでも知っている。
つまり円安の当初は輸入単価が上昇して貿易赤字が増え、その時点では円安はマイナスに見えるが、
やがて円安は大きな数量変化をもたらす。
国内市場では割高な輸入品から割安な国産品へ、海外市場では割安な日本製品が外国製品を
駆逐してシェアを高め、日本での生産と雇用、投資の活発化に結び付く。
今や日本企業は輸出せず海外生産していると言うが、海外工場の利益は円安で大きく膨らみ、
技術指導料や配当などのサービスや金融所得増加という形で日本の親会社にも利益がたらされる