22/06/05 14:54:45 jc+LybRl.net
決定的に日本経済をおかしくしたのは、2007年末のリーマンショックの後に
民主党内閣が成立して、諸外国が自国通貨安政策をとっていた最中に
日本だけが円高を放置していたために大企業の下請けをしていた中小企業までもが
円高に耐え切れずに海外に工場を移転してしまった。
そのために、今になって円安になってもプラスの効果が出ないんだよ。
せめて下請け工場が日本国内にいっぱいあったなら、当然、円安の効果によって
これらの中小企業が潤い、労働者の賃金にもプラスの効果が出ていた。
それは国内の消費需要を喚起して、波及効果としてその他の産業にもプラスの効果が
出ていたはずだ。
ところが円安を享受するべき町工場までもが外国に工場を移転してしまったので
円安のプラス面は感じられず、逆に輸入物価高というマイナス面だけが目に付く。
すべてはリーマンショック後の対応のまずさが原因です。