22/05/27 19:14:59 CAP_USER.net
ソニーグループは家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)」の生産を大幅に増やす方針だ。2020年に発売した最新機種「PS5」は世界的な半導体不足などの影響で計画を下回る状況だった。部品調達にメドがたってきたことで、従来機種を超えるペースでの生産増に取り組む。
26~27日に開いた投資家向けの事業説明会でゲーム子会社、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのジム・ライアン社長兼最高経営責任者(CEO)が明らかにした。ライアン社長は「これまで達成したことない水準で生産を増やしていく」とした。
ソニーグループは22年度のPS5販売を前年度比57%増の1800万台と計画する。21年5月に示した計画は、21年度を1480万台超、22年度を2260万台超としていた。世界的な半導体不足や、物流網の混乱の影響で大きく制限されていた。ライアン社長は「状況は改善している」と語った。
PS5は日本や中国などで生産しているようだ。生産面のリスク耐性を強化するため、部材を複数サプライヤーから調達し、物流網を確保するための交渉を継続したという。今後段階的にPS5の供給量を増やし、発売4年目となる23年度までにPS5の累計販売台数で、前機種PS4の4年目を上回る方針だ。
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