22/05/26 20:59:19 CAP_USER.net
岸田文雄首相は26日、第27回国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)の晩さん会で演説した。ウクライナ侵攻で平和が揺らぐ状況を踏まえ、自由や法の支配といった価値観を重んじる「アジア発の新たな国際秩序」が必要だと提唱した。外国人観光客の新規入国を6月10日から再開するとも表明した。
「アジアの未来」は都内のホテルで開催した。首相はロシアのウクライナ侵攻を「権威主義的国家による国際法も人道も踏みにじる侵略」だと批判した。「国際秩序の揺らぎに対応し、いかなるアジアの未来を構想していくか。世界が歴史の分岐点にある」との認識を示した。
ロシアと似た権威主義体制である中国による台湾侵攻を念頭に「ウクライナは明日の東アジアかもしれない」と警鐘を鳴らした。
力による一方的な現状変更への反対を強調し、アジアに「力ではなく法の支配に基づく自由で開かれた秩序を築き上げていくべきだ」と語った。
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