22/05/23 13:56:37 CAP_USER.net
フリマアプリ大手のメルカリは23日、子会社を通じて小物商品の集荷から梱包、発送まで担うサービスの実証実験を始めたと発表した。ヤマト運輸と共同で都内の一部エリアで実施する。出品者は梱包や発送の手間をかけずに出品できるようになる。実証実験を経て、展開地域の拡大を検討する。
物流子会社のメルロジ(東京・港)が江東区、杉並区の各一部地域で6月30日まで実施する。アプリ上で取引が成立した160サイズ(箱の縦・横・高さの合計が160センチメートル以内)までの商品が対象となる。
対象エリアの出品者がアプリで梱包依頼を選ぶと、ヤマト運輸が自宅までの集荷や梱包、発送を担う。梱包費用は500円(現金のみ)。集荷費用と送料は別途、売上金から引き落とす。
メルカリのアンケート調査によれば、出品の意向はあるが未経験という人は3610万人にのぼる。「梱包・発送作業が大変そうだから」との理由が多いという。20年2月にはテレビや冷蔵庫といった中型・大型の商品を対象に、自宅までの集荷と梱包、発送を代行するサービスを始めた。サービスを小物にも広げ、アプリ利用のハードルを下げる。
2022年5月23日 13:21
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