21/05/23 15:56:38.10 CAP_USER.net
海外で暮らしたいという人の数は増加傾向にあります。
その大きな理由の1つが、インターネットの普及です。国内にいながらにして海外の情報を容易に得られるため、現地の経済状況、医療、観光スポット、物価や地価などの基本情報から、実際に海外で暮らしている人のレポート・体験談まで参考にでき具体的なイメージがしやすくなったことが挙げられます。
また、気候も大きな理由の1つです。日本の梅雨や蒸し暑い夏、冬の厳しい寒さを避けるため海外に移る人は少なくありません。
海外移住3つのメリット
・生活費が安い
ハワイのような世界的観光地を除き、海外移住先として人気のある国の多くは日本より生活費がかかりません。特にアジア圏では日本の3分の1ほどの物価で住居や食料品が手に入ります。
・気候がよく住みやすい
移住先として人気の国に共通する要素として「温暖な気候」が挙げられます。1年を通して気温の変化が少なく、また日本の梅雨のようなジメジメとした時期がなく乾燥した地域であることが好まれているようです。
・これまでにない文化圏で新しい生活を体験できる
移住するということは、生活や人間関係が一旦ゼロになることを意味します。それに不安を覚えることもあると思いますが、仕事に追われていたこれまでの生活とは一変し、新しい人生を歩みだすことや、そこから得られる刺激は、何ものにも代えがたいものかもしれません。
海外移住3つのデメリット
食べ物が合わない
食べ物は、生きていく上で重要なものの1つです。その国の伝統的な料理や家庭料理が口に合うかは移住先でのストレスを左右するといえるでしょう。食については嗜好が多くを占め、努力や注意で解決できるものでもないため、ある意味候補地を決めるうえでの最優先事項となるかもしれません。
移住する前に一度、短期旅行などで事前に実際に体験するほか、日本の食品を取り扱うスーパーの有無なども調べておきましょう。
治安が良くない
日本は世界的に見て最も治安の良い国の1つとされており、その安全性はイギリスの経済誌「エコノミスト」による世界都市安全性ランキング2019年版で1位(東京)を獲得するほどです。海外の治安が悪いというよりも、「日本の治安が良すぎる」と考えた方が良いかもしれません。
今年2月に邦人ユーチューバーが、ブエノスアイレス(アルゼンチン)のスラムに撮影目的で入り込み襲われるという事件がありましたが、このような故意の侵入だけでなく「うっかり」入ってしまう危険性があるのがスラムです。
世界のどの街にもこういった危険な区域は存在するものです。現地の人々から聞き取りを行うなど事前の調査をするほか、夜中に出歩かない、常に周囲の様子に気を配るなどは欠かせません。
また下記ランキングで紹介した国を含め、スリや強盗などの事件は頻繁に起きます。こちらに関しても、ひったくり予防をする、必要以上の金品を持ち歩かない、事前に犯罪率の高い地域を調べておくなど基礎的な対策が必要です。
言葉が通じないことがストレスに
短期の滞在であれば、片言の英語や身振り手振りなどで何とか渡り歩けるかもしれません。しかし移住となれば現地の言葉が理解できないことは大きなストレスになります。近所の人々と人間関係を築くにも言葉が通じなければ深い繋がりは生まれにくいものです。
その国の言葉を理解することはコミュニティに溶け込むためにも欠かせません。
移住先の言語をどれだけ事前予習しても、移住においてはじめの段階では上手く聞き取れない、方言や造語、発音のクセに馴染めないなど壁に突き当たるものです。ミスを恐れず現地の人々と積極的にコミュニケーションをとりましょう。
注意すべき点
・ビザの取得
海外移住に必要な手続きとしては、リタイアメントビザ(退職者ビザ)の取得や現地での永住権の取得が挙げられます。一般的には日本にある各国大使館に申請、受理されれば最終手続きに進むこととなります。リタイアメントビザの取得では、現地の銀行で開設した口座に一定金額の預託金を納めておくことなどが加入条件です。
その他にも移住先ごとに条件が設定されているため、必ず確認しておきましょう。
以下ソース
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