21/01/13 20:27:18.80 CAP_USER.net
パソナグループは13日、2021年5月期の連結営業利益が前期比42%増の150億円になりそうだと発表した。5%減の100億円としていた従来予想から一転して増益を見込む。新型コロナウイルスが流行して企業の間で新規採用を控える動きが広がり、企業の間接業務を請け負うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業が伸びている。
売上高は微増の3260億円と、従来予想から160億円引き上げた。採用を抑えるもののコールセンターなどの間接業務は不可欠でアウトソーシングによって効率化したい企業が増えている。人材派遣や人材紹介の苦戦をBPO事業がカバーする。純利益は前期比7.9倍の47億円を見込む。アミューズメント施設運営などで前期に減損損失を計上した反動に加え、出張抑制などのコスト削減も利益を押し上げる。
同日発表した20年6~11月期の連結決算は、売上高が前年同期比2%増の1649億円、営業利益が2.8倍の108億円だった。苦戦する人材派遣や、淡路島の飲食店・ショー施設運営などの事業で固定資産の帳簿価額を切り下げて計10億円の特別損失を計上したが、利益率の高いBPO事業が伸びて補った。
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