19/10/10 09:04:22.53 CAP_USER.net
Appleが拡張現実(AR)ヘッドセットの開発を進めているとの噂が以前から流れているが、この端末が「iPhone」用のアクセサリとして登場する可能性が浮上している。MacRumorsが報じたところによると、著名なアップル・ウォッチャーのMing-Chi Kuo氏(TF International SecuritiesのAppleアナリスト)が米国時間10月9日にリリースしたレポートの中で、AppleがARヘッドセットを2020年前半に発売する可能性を指摘し、またそのために2019年第4四半期にも同端末の量産を開始する見込みと記しているという。
米CNETでは昨年、Appleが2020年の投入に向けてARヘッドセットの開発を進めていると報じていた。
今回のMacRumors報道によると、Kuo氏はAppleののARヘッドセットについて、iPhoneのアクセサリとして販売されると指摘。また同ヘッドセットは主にディスプレイの機能を担い、計算処理やネットワーク接続などは、ペアリングされたiPhone側で処理されるとKuo氏は述べているという。重要な機能の一部をiPhoneで処理させることはヘッドセットの薄型化・軽量化につながることから、同端末はメガネに近い形状になる可能性があるという。
Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は以前から、AR技術がiPhoneと同じくらい重要なものになる可能性を秘めていると述べ、同社で関連分野の製品開発が進んでいることを示唆していた。 またAppleは2019年の開発者会議「WWDC」で、「Reality Composer」というAR作成ツールキットなど複数のARツールを披露していた。また9月後半にリリースされた「iOS 13」には、同社がAR端末を開発中であることを示すコードが見つかっているが、ただしまだ具体的な製品の発表には至っていない。
2019年10月10日 07時27分
URLリンク(japan.cnet.com)