17/01/18 18:34:58.94 CAP_USER.net
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トヨタ自動車や仏エア・リキードなど世界の自動車・エネルギー企業が中心となり、
水素の利用促進を目指す新団体を設立した。水素の代表的な使途である燃料電池車(FCV)は走行時に
二酸化炭素(CO2)を出さない「究極のエコカー」だが、水素インフラの普及などが課題だ。トヨタはハイブリッド車(HV)での“反省”も生かし、普及加速を目指す。
トヨタなど13社は17日(現地時間)、スイスで開いている世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で、
新団体「水素カウンシル」の設立を発表した。新団体は「水素を利用した
新エネルギー移行に向けた共同のビジョンと長期的な目標を提唱する」としている。共同議長会社にはトヨタとエア・リキードが就いた。
「水素の火は絶やさない」―。あるトヨタ幹部は口癖のように話す。同社は昨年12月に電気自動車(EV)の事
業化を目指す社内組織を発足し、走行時にCO2を出さないゼロエミッション車(ZEV)で
FCVからEVにかじを切ったような印象も与えた。だが、この幹部は「両方とも必要だ」と話す。地域や時期に応じて、適したZEVを投入する考えだ。
トヨタは2014年に世界初の量産型FCVである「ミライ」を発売した。FCVは20年ごろをメドに、
「グローバルで年間3万台以上、日本では少なくとも月に1000台レベル」との販売目標を掲げる。
量産のネックとなっている中核部品「セル」の生産技術の確立も急いでいるが、もう一つの課題は「仲間づくり」だ。
(以下略)